2020年4月28日火曜日

『ふらっとライフ: それぞれの「日常」からみえる社会 』出版

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 ふらっと教育パートナーズ (編)『ふらっとライフ: それぞれの「日常」からみえる社会 』(2020) 北樹出版 が発行されています。

 元々は高専の人権教育の教科書として考えられていますので、高校生や大学の教養過程レベルの読み物として適切だと思います。

 私は、「第10章 命の源、水を守る人々: インド、ケララ州の社会運動の現場を巡る」を寄稿しました。同章では、南インドのケララ州の住民運動として、自分たちで水道をつくってしまったオラヴァナ村の話と、地域水源を奪ったコカコーラ工場に反対したプラチマダの人々の話を取り上げています。





 また、本の内容のフォローアップ・サイト「ふらっと教育パートナーズ」も立ち上がっています。

 本書では、第三世界であるインドの水の問題について扱いましたが、サイトでは先進国の水道について扱った本をご紹介していますので、気になった方は" 本の紹介 『水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』(岸本聡子)"をご覧ください。


オラヴァナ村の水道設備(ケララ州, インド)

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