世界社会フォーラムに参加するため、北アフリカはチュニジアの首都チュニスにやってきました。
「アラブの春」と呼ばれた一連のアラブ諸国の民主化運動の起点にもなったチュニジアですが、その後も野党党首が暗殺されるなど、情勢は流動的です。
この国で世界社会フォーラムが開かれる意義や、そこに参加する動機については「チュニジアで開催される世界社会フォーラムの重要性」という記事を書いたとおりです。
さて、午後についてチュニスの街をあるいて見た感じでは、特に緊張感といったものは感じられず、人々は(元々チュニジアは第三世界の中では治安の良い国といわれていますが、革命後も特に治安が悪化したというようには感じられず)変わらぬ日常を送っているように見えます。
とはいえ、社会フォーラムの日程にかぶってチュニス空港がストで閉鎖されるという情報なども流れており、政治的・経済的には様々な問題が存在していることもあきらかで、そのあたりも社会フォーラムなどで議論があればレポートしたいと思います。
世界社会フォーラムについては #世界社会フォーラム 2013(#チュニス)速報ブログのほうにアップする予定です。