2018年4月17日火曜日

「市民と立憲民主党との大対話集会 関西: 市民の政治のつくりかた」(非公式)報告

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 昨日(2018年4月14日)、「市民と立憲民主党との大対話集会 関西: 市民の政治のつくりかた」が開催されました。今回は、参加型のイベントにすべく、「立憲民主党に投資」という形で行いました。
 

 以下に、その流れをご報告します。


1. 当日の手順

 当日は、参加者に500リッケンという模擬通貨をお渡しし、6人の登壇者(国会議員)から提示される脱原発、経済などの政策に対して、それぞれのコミットメントを示すという意味で自由に「投資」していただくというものです。



 当日は、関西から選出されている立憲民主党の皆様に、図表の通りのテーマでお話ししていただきました。残念ながら辻元議員だけは当日他の予定とのバッティングということで、ビデオ・メッセージをいただきましたが、後の方々には最初から最後までお付き合いいただきました。


 一人7分程度でそれぞれの政策についてお話しいただいた後、休憩時間を兼ねて参加者の皆様には手元の「500リッケン」を「投資」していただきます。実際は、3枚の100リッケン札と4枚の50リッケン札を受付の際にお渡ししているので、それを各政策の箱に自由に割り振ります。議員が表明しなかった政策に入れたいという場合は、それをリッケンの裏に書き込んでもらって、「その他」のボックスに投票するようにしてもらっています。
 下の図は、当日参加者の皆様にお配りしたもので、議員のお話を聞きながらどの政策に何リッケン投資するか、書き込めるようになっています。実際の投票は模擬紙幣で行われますので、このシートはお持ち帰りいただくレジュメも兼ねています。



2018年2月4日日曜日

囚人のディレンマと核抑止(核の傘)概念とは何か、あるいは「限定利用」が何故危険か

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 核の傘、あるいは「核抑止」(Nuclear Deterrence)という概念は、フォン・ノイマンらが提唱したゲーム理論に基づいてる。
 あるいは、少なくとも当初は基づいていた。
 フォン・ノイマンの議論は、多くの物理学者(しばしば、ナチスの迫害を逃れて新大陸に渡った人々であった)が、自分たちが恐ろしい破壊兵器の開発に携わる動機になった(か、少なくともそれを正当化したり、納得させたりする材料にはなった)。
これを理解するには、なぜ戦争が起こるかについて、まず「囚人のディレンマ」モデルで考える必要がある。


 囚人のジレンマとは簡単に説明すれば次のようなものである。
 ケチな泥棒で捕まった二人組の犯罪者がいる。彼らにはその窃盗で2年の刑が言い渡されており、これから刑務所に入るところである。
 ところが、警察は彼らがより重大な強盗殺人事件の犯人ではないかと疑っており、司法取引を持ちかけた。
 強盗殺人について、二人組のもう一方が主犯であると自白すれば情状酌量の余地があるとして、仮放免を与えよう、というのである。
 しかし、その場合は相棒が8年の刑を受けてしまう。
 また、双方が相手の果たした役割について同時に自白してしまえば、仮放免はなくなり、双方に責任ありとして5年程度の実刑が見込まれる。