天使もトラバるを恐れるところ
2023年12月1日金曜日
国立大学運営方針会議に関する議論について
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一 ボツ原稿公開。 まとめ ・大規模大学に運営方針会議を設置するという国立大学法人法の改正は中止すべきである。 ・国際卓越研究大学制度(所謂大学ファンド)のあり方は根本から見直し、一部の大学を優遇するのではなく、個々の研究者が持続的に研究していくことを支援するた...
2023年2月13日月曜日
同性婚とインセストから現代の結婚に求められるものを考える
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同性婚の法制化を求める声が大きくなっている。それに対して反発が広がり、「そもそも結婚は生殖(あるいは出産)のためにあるのであり、出産しないカップルに結婚による法的利益を提供する必要はない」とか「同性婚を許容するなら兄弟姉妹の結婚も許されるべきではないか」といった議論も飛び出した...
2022年12月28日水曜日
拙稿掲載のお知らせ(それぞれ、研究者雇い止め問題と科学技術コミュニケーションについてです)
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しばらくご無沙汰でありましたが、以下の二誌に拙稿を掲載していただきました。 最初のものは研究者雇い止めが連発される経緯についての解説です。 二つ目のものは、科学技術コミュニケーションや市民科学といった概念についての見取り図を提示するといった意図で執筆しています。 ネット...
2021年11月21日日曜日
野党が示すべき労働・福祉政策の中での「ポスト核家族」ジェンダーロール
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ポリティカル・ライターの平河エリ氏と衆議院議員米山隆一氏の間で、次のようなやりとりがあったようである。 ジェンダーや気候変動などの左派政策は共産党に任せ、野党第一党はより改革志向の政策を提案するというような枠組みにシフトしていくのだろう(選挙協力は維持しつつ)。 今回です...
2021年11月7日日曜日
「野党連携は失敗」ではない。小選挙区での善戦は「最初の一歩」である: 2021年衆議院選挙について
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選挙の結果というのは、選挙の形式に大きく依存する。そして、選挙制度には一長一短があると言われている。例えば、日本がかつて衆議院で選択していたのは中選挙区制であり、各県を複数のブロックに分け、原則として3から5人の議員が選出されることになっていた(実際は人口変動や離島と言う条件な...
2021年7月21日水曜日
「性の多様性」に関する問題について: スポーツとトランスジェンダーの問題から考えてみる
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オリンピックでは、トランスジェンダーのアスリートの出場をめぐって議論になっている。この選手は、「 男性ホルモンのテストステロン値が12カ月間にわたり一定以下なら、女子として競技することを認める 」というガイドラインの初の適用事例になるはずである。近年、男性と女性の境界線は揺...
2021年2月20日土曜日
科学認識をめぐる論争とその裁定プロセスの問題について
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専門家と素人のコミュニケーションと言う問題について、かつての議論が再燃していますが、これに関して見直すことは有益だと思いますので、若干コメントさせていただきます。 まず、政治的な意見の違い、特にリスクに関する見立ての違いが引き起こしがちな問題の枠組みについて見直したいと思...
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